wise sports Report

[第六回] 第二回効果測定

今回は第二回の効果測定の内容を公開致します。
効果測定って何?って思った方は「wise sports Report 第三回」を是非ご覧ください!
さて、それでは今回の測定項目をご覧頂きましょう!

効果測定/肩こり改善のポイント

※コースによって効果測定の有無がございます。詳しくはコース一覧をごらんください。

1.肩甲骨を正しく動かす
こちらは、肩甲骨を意識してコントロール出来るようになっているかどうかを判断する測定項目です。
Sさんの場合は、最初意識して、力を入れる事も出来ない筋肉がありましたので、こちらを測定項目に加味しました。

2.脊柱の可動域向上
脊柱とは頭蓋の後方に続き,体幹の構造上の中心をなす部分。頸椎,胸椎,腰椎,仙椎,尾椎と呼ばれる椎骨が縦列して1本の脊柱を構成しています。
なので頸椎,胸椎,腰椎,仙椎,尾椎と表記します。
屈伸の動きや、側屈の動きが出来るようになると可動域が向上しますので、こちらの測定を行いました。

3.側屈パターンの習得
こちらも脊柱に対しての動きになります。
前述の側屈が正しく動かせているか、また可動域が向上出来ているかの判定を行います。

4.上肢パターンの習得
脊椎動物の前足に相当する部分を上肢と言います。
上肢は手と腕を主に指し、上肢のパターンが正しく動かせていると「上肢帯」と呼ばれる肩の回りで体幹に直接付着している部分(鎖骨や肩甲骨)を正しく動かせるようになります。


5.体幹力のUP!
体幹はwise sportsの代名詞とも言える、もっとも意識している部分の一つです。
このwise sports Reportにも何度か登場しているキーワードですが、体幹が強くならないと日々の姿勢で偏った形でカラダが崩れてしまい、様々な部位に痛みとして症状が出てしまいます。
Sさんも当初体幹が衰えており、そのために姿勢が崩れてしまうため、肩こりや腰痛などの症状がありました。
Sさんの要望のひとつであった、肩こり、腰痛の軽減のためにも必須の測定項目と言えます。

体幹ズレ強制/腰痛改善の結果



以上の項目を基に、測定を行いました!
結果はもう少し下に記載してあります。
トレーナーの私感となってしまいますが、トレーニングの成果がしっかりと出ており改善されていると感じます。
側屈のパターンを見ても、初期とは雲泥の差と言って良い程に、可動域の変化が出てきました。
体幹がしっかりとしていて、側屈のパターンも出来ているからこそ、可動域がに変化が出て来ていると言えます。
さて、トレーニングの変化を見て頂いたとこで、効果測定の結果をご覧ください!

2.測定結果

筋肉をほぐす/効果的なストレッチ

今回の測定結果は左図のようになりました!
第一クールではインナーユニット(体幹)を「使う」ことを目的としていましたが、今回の測定で「鍛える」ことに成功したと言えるのではないでしょうか?

Sさんに肩こりや腰痛の方が改善されたかどうかを、ヒヤリングしたところ「腰に関しては、腰痛の前兆のようなものを感じる時があるが、半日〜1日くらいで、その兆しが感じなくなっている。肩に関しては偏頭痛が減ったと実感している」と回答頂きました。
「姿勢が改善されたから、腰痛の前兆みたいな症状だけで、日常生活中にそのストレスが軽減されているのかなぁ」と呟いていました(笑)
トレーニングの成果を実感・体感して頂けてるみたいで嬉しい限りです。

次回からは、いよいよ本格的な減量のプランニングになって行きます。
ちなみに今回の、測定時の体重は75.2kg
入会時と比べると-3.1kgの状態です。ここまでは減量プランではなく体幹などのカラダの改善がメインでしたが、しっかりと体重も落ちて来ているようです。
ここから、筋力アップ・減量に向けてのトレーニングでどこまで効果が出せるか!?
ご期待ください!!

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