wise sports Report

[第七回] お腹周りのシェイプアップ!

はい! wise sports Report第七回の更新です!
前回、二回目の効果測定を行い、各部位のパターン・可動域はほぼ合格ラインとなりました!
体幹もアップしていますので、今回からはよりご要望に沿った形でのトレーニングを行います。

Sさんの場合、体重を減らしたい(ダイエット)と、お腹周りのシェイプアップを希望して、今回モニターになって頂きました。
第一回の公開が今年の6月2日でしたので、今までの5ヶ月間は「要望に沿ったトレーニングをしてくれないの?」と、お思いの方も多いかと思いますが、この5ヶ月ももちろん、シェイプアップとダイエットのカリキュラムを織り交ぜています。
Sさん自身の体重の変遷をご覧になっても、分かる通り減量も順調に進んでいますよね。

ただ、今まで重視していたのは、「本来の目的に沿ったトレーニングが効果的に行えるカラダづくり」でした。wise sportsのコンセプトは「賢くカラダを動かす事」にあります。
脂肪を燃焼させ、代謝を上げるトレーニングは沢山ありますし、効果も早いですが、体質や姿勢など根本的な部分が改善されていないため、リバウンドしやすく、またトレーニング中に故障(痛める)ことも少なくないため、wise sportsではあまりオススメのトレーニングであると考えていません。

しっかりと基礎を作り、目的とするトレーニングの効果が最大限に出やすいカラダを提案出来てこそ、「賢いトレーニング」であると考えていますし、リバウンドも少なく維持しやすいカラダになると考えています。
さて、前置きはコレくらいにして、今回からは腹部の効果的なトレーニングに入って行きます。

1.バランスボール ブリッジスラスト

バランスボールロシアンツイスト
バランスボールロシアンツイスト

バランスボールに肘を置き、ドローインで姿勢をしっかりと作った状態で、バランスボールを前方へ押し出す動きをします。
この時に、お尻が落ちたりしないようにしっかりと腹筋でカラダを支えることが必要になるため腹部に効果的なトレーニングです。
また、戻す際にもしっかりとカラダをキープしなくてはならないため、腹筋の維持が必須となってきます。
目安としては5〜10回を1セットとして、3〜5セット程を繰り返します。
Sさんの場合は、7回前後で腰が落ちてしまい姿勢が維持出来ない状況が多く見られたため、7回を一つの目安として、3セットを繰り返しました。
地味ですが、負荷が持続的にかかるトレーニングですのでジワジワ汗もかきますし、腹筋に効いている感覚もしっかりと感じ取れます。

2.バランスボール ハムブリッジ

バランスボールバックエクステンション
バランスボールバックエクステンション

このトレーニングも腹筋に効果的なトレーニングです。腹筋下部、腸腰筋、臀筋、骨盤底筋に効果があります。
仰向けになり、踵をバランスボールに乗せた状態で、腹筋を使いカラダを持ち上げます。
この時に、お尻が下がらないようにしっかりと骨盤底筋を締める事もポイントです。
姿勢がしっかりと作れたら、カラダのラインが崩れないように膝を曲げてバランスボールを自分の方へと引き寄せ、再びもとの位置へと戻します。
体幹がしっかりしていないと、戻す際に重力に負けてしまいお尻が落ちてしまうので、しっかりとインナーマッスルが発達していないと出来ないトレーニングです。
コチラも5〜10回を1セットとして、3〜5セット程を繰り返します。

3.クロスコア180 サイドプランクローテーション

バランスボールバックエクステンション
バランスボールバックエクステンション

このレポートでも何度か登場しているクロスコア180です。
今回はお腹の横の筋肉(脇腹)を強化する為のトレーニングで使用します。サイドプランクに似た姿勢をとるのですが、クロスコア180に釣られている状態のため、足下が不安定なので芯を作るインナーマッスルが同時に必要となります。
この状態で姿勢をキープすることも大変なのですが、Sさんはステップアップも兼ねて更に回旋を取り入れました。
カラダの軸を残したまま、内側へカラダのひねりを加えます。
インナーマッスルを維持しながら脇腹を鍛えて行くため、負荷も多くこの日は3回で挫折してしまいました。
後数回ですが、もう少し出来るようになるといいですね(笑)

今回は、トレーニングの説明が主になってしまいましたが、この辺でおしまいとさせて頂きます。
トレーニング方法が気になる方は、是非「wise sportsお試し体験レッスン(要予約)」をご利用ください。
また、今回のトレーニングをご参考いただいて、ご自身で実践される際は、カラダに痛みを感じたら中止すること、トレーニング前後にはストレッチを行い、ケガの予防・クールダウンに努めるようにしてください。
wise sports Reportはトレーニング方法を紹介していますが、主にwise sportsの流れや、効果を感じて頂くために、更新しております。
当ホームページのトレーニングを実践した際の事故・ケガなどに対しては、一切の責任を負えませんので、自己安全管理、健康管理のもと実践してくださいね。

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